(元)登校拒否系

反学校、反教育、反資本主義、反歴史修正主義、その他もろもろ反対

日の丸充なう


nopikoさんが指摘したように、問題はここに物理的暴力がうつっていることではありません。フランス国王の支配を覆したのも、大日本帝国を倒したのも、暴力です。暴力はそれ自体が直ちに悪いわけではありません。
しかしここには まごうかたなき悪があります。日の丸です。日の丸の暴力は、悪い。
そして街を歩いてみれば、いたるところにこの悪の旗を見つけることができます。役所に、学校に、競技場に。その旗と旗をつなぐようにして外国人差別のシステムは日本国家を構成しています。それが、すでに暴力です。なにもおこっていないかのような日常が、常に暴力です。そして在特会はこのシステムを構成する一要素です。けっして例外的なゴロツキではありません。
在特会を例外的な絶対悪として切り捨てたり、彼らの未熟さを嘲笑うことは、日本というもの自体の暴力や、「一般の」日本人の責任を曖昧にしてしまうでしょう。
単一民族強制されて、俺らほんとに超うぜえ(id:terracao)。在特会は、日本人の鏡です。
現在、金光翔さんが<佐藤優現象>と名付けた事態が進行しています。もうすぐバスが成田につくので説明している時間はありません。ぜひ金さんのブログをじっくり読んでみてください。そして、民主党を評価したり、『週間金曜日』や『世界』を購入することが何に加担することになるか、考えてみてください。


なお、今回は想定外の展開でした。しかしたまたま居合わせた二人の友人は、他にも選択肢があったなかで場にとどまることを選びました。とくにid:kinyobiさんはその巨体で襲いかかる日の丸の盾となり、僕を守ってくださいました。もし逆の立場だったら同じことができただろうかと思います。