(元)登校拒否系

反学校、反教育、反資本主義、反歴史修正主義、その他もろもろ反対

うつ友サークル@東京 初オフ会



今日はあるまぢろさん主宰のうつ病当事者会の初オフ会でした。

うつ友サークル@東京は先月結成されたばかりで、当初はあるまぢろさん周辺の人々でひっそりと活動していくのかなと思っていました。

ところが、あるまぢろさんはブログを立ち上げ、メーリングリストを整備し、着々と組織をつくっていきました。うつ病当事者のあるまぢろさんは、なけなしのセロトニンノルアドレナリンを、相当このサークルに注ぎ込んでいると思います(笑、っていうか多謝!)。「需要」があったのか、メーリングリストにも次々と参加者が現われて、早々にオフ会が開かれることになりました。

今日は午後から、東京の吉祥寺に7人が集まりました。あるまぢろさんとノアノアさん以外の方とは初対面で、最初はちょっと緊張しました。僕は「オフ会」と名の付くものに参加すること自体が初めてで、ドキドキでした。

自己紹介のあと、お洒落なカフェに入って交流しました。病気のこと、クスリのこと、福祉制度のこと、仕事のこと、周囲のこと、ペットのこと、などなどについてマッタリと話しました。うつ病はやっかいで、しんどい問題ですが、同じ痛みを抱えた者同士で語り合うのはいいものですね。もちろん、「うつ病患者」は決して一括りの均質な集団などではなく、「同病だから何でも分かり合える」などというわけではないでしょう。また、このような場に集まれるということ自体、重症ではない証しで、患者の中でも恵まれているのかもしれません。

ともあれ、「うつ病」という共通項を通して他者とつながっているのだということを感じて、少し安心したような気がしました。心の空洞には、具体的なカタチがなくて、直に触れることはできません。そのような混沌(こんとん)としているものにとりあえず「うつ病」という名前をつけることによって、問題を共有することが可能になるのかもしれません。もちろん、薬物療法も重要であることは言うまでもありませんが、苦しみを通してリンクする回路がそのようにして拓(ひら)かれていくのかもしれないと思いました。


うつ友サークル@東京

http://utsutomo.exblog.jp

メーリングリスト

http://groups.yahoo.co.jp/group/utsutomo