(元)登校拒否系

反学校、反教育、反資本主義、反歴史修正主義、その他もろもろ反対

「電話工作」についての内藤朝雄さんの主張について



もう内藤朝雄さんに反論するのはやめようと思ったのですが、内藤さんのブログを読んだ複数の人が誤解をしているようなので、「電話工作」の嫌疑について説明しておきます。なお、内藤さんには事情を説明した上で訂正を求めましたが無視されました。また、この件について内藤さんのブログにコメントを書きましたが、削除されてしまいました。内藤さんは僕の文章をいくつも無断で全文転載していますが、この件についてだけは不要な情報と判断されたようです。

内藤さんは、このように書かれています。


 日本の社会運動が陥ってきた欠陥のメカニズムを論じるイベントと出版の企画があった。わたしと○○さんとのトークセッションとそれをもとにした出版計画である。わたしはある組織による○○さんに対する暴力がその典型的な事例になると考えた。


(……)


 ところが出版社がイベントの発表を行ってしばらくして、○○さんは「やっぱりできない」と意をひるがえした。わたしと出版社社長は「本人がそういうならしかたがないね」とあっさり受け入れた。私と社長は「被害者○○さんに対してはなんとも思っていない。本人のキャパを超えることはしない方がいいに決まっている。本人がまたやる気になったらいつでも暖かく受け入れて再開しようね」と話し合った。今でも当人次第ではいつでも再開できる、ペンディングの状態にある。

 ○○さんはわたしに「常野さんと電話で話しているときに心が決まった。いつつぶれてもおかしくない、弱小な、マイナー組織の、イメージを悪化させるようなことはすべきでないと常野さんが言っていたし、わたしもそう思う」と言った。


(……)


わたしは今でも常野氏の電話は政治的な意味合いを有する「電話工作」であると思っている。

http://d.hatena.ne.jp/suuuuhi/comment?date=20050808#c

「○○さん」というのは貴戸理恵さん、「組織」というのは東京シューレのことだと思われます。

内藤さんが書かれていることは事実に反します。僕からは貴戸さんには電話をかけていません。貴戸さんの方から、「内藤朝雄さんと書店でトークをする企画がある。実現可能性は低いんだけど、よかったら参加しない?」と電話で誘われました。大ヒマ人である僕は喜んで「面白そうだね。ぜひ参加させて」と答えました。その後貴戸さんから企画は断ったことを知らされました。理由もうかがいましたが、内藤さんが書かれていることではありませんでした。

以上がことの経緯です。僕は内藤さんとトークをすることに「反対」ではなく「賛成」していたわけです。「もし仮に」反対していたとしてもそれは他人からとやかく言われることではないと思いますが。内藤さんは貴戸さんが自分の思い通りにならなかったことがとてもショックだったのでしょう。しかし怒りの矛先を僕に向けるのは筋違いです。

僕と貴戸さんは対等な関係の友人です。一方的に「指令」を出すことはありえませんし、もしそうしたとしても貴戸さんは従わないでしょう。

なお、内藤さんはトークを企画した双風舎の方にも事情を問い合わせてみられるとよいと思います。