予防という差別
kechackさんいわく、
高校教育はシビルミニマム
……私は、高校教育は義務教育ではないが、権利教育として、希望者は必ず受けられるものにすべきだと思う。
財源云々叫ぶ輩もいるが、高校中退者が11万人を超え、経済的理由で高校に進学できない人たちがいることで、日本がどれだけ経済的損失を蒙っていると思うのか。国を豊にする方法はただ一つ、教育に注力し、国民により付加価値の高い就業機会を与えることである。強いては失業保険や生活保護の支出、犯罪発生率の抑制にも繋がる。
アメリカにいたときの話。日本では聞く習慣のなかったラジオをよく聞いていた。
日本で言う公共広告機構のコマーシャルみたいなのが時々入った。
そんな広告の一つを、kechackさんの文章を読んで思い出した。
10代の妊娠を防ぐためのCM。内容は覚えていないけど、最後に、女の子の言葉が入っていた。「私は、(セックスするのを)待てる」みたいな感じ。
けれどもこれはラジオだ。10代で現に身ごもったり、子育てをしている人は、どんな気持ちでこのメッセージを聞くのだろうかと思った。
って関係ないかな? けど、ふと思い出したのでした。
↓は本当に関係ないですが、本当に重要なエントリーで、教育と不平等について考える際には本当に必読です。
- 「学校は社会を救えるか――「学校効果」論批判」