小中高大就職アムウェイ創価学会天国一貫教育案ーーすべての問題を一気に解決する教育改革ウルトラCを思いついた!!!
本日の朝日新聞より。
小中一貫 連携手探り
(前略)
中学に進んだとたん、勉強の内容や生活の変化になじめず、学校に適応できなくなる「中1ギャップ」。小中一貫教育はその対応策という意味合いが強い。
な なんだってー! 先日、とよちゃんと品川を散歩していて一般の小学校と公立小中一貫校の外観の落差に驚き、これはネオリベ・エリート教育の陰謀に違いない、と勝手に思ってたのですが、そんな背景があったとは! 実は中学校に1日も行ったことがないので、そんなハードルがあるなんて知りませんでした。
端的なのは不登校やいじめだ。07年度の国の調査では、不登校は小6で約8千人だが、中1では3倍強の約2万5千人に跳ね上がる。いじめも小6の約1万件から中1で約2万1千件になる。
日本教育相談研究所長の木下貴博さんは、小中の「段差」の大きさを指摘する。
まず、勉強のスピードと量だ。教科担任がそれぞれ宿題を出し、定期テストの前には遅れを取り戻そうと授業を急ぐ。さらに、部活動やふだんの学校生活では、小学校で経験しなかった先輩、後輩の厳しい上下関係がある。
(略)
小中の「6・3制」は戦後、内閣に設けられた教育刷新委員会が提言し、47年に始まった。当時の米国の制度の影響を受けたとされるが、その米国ではいま、高校を合わせて「5・3・4」が主流になっている。品川区の若月秀夫教育長は言う。「6・3制という靴はもう子どもの足に合わなくなった」
ただ、区切りを変えても、新たな境目でまたつまづく可能性もある。小中一貫は学校が始めた模索の第一歩だ。
なるほど。わかったようなわからないような話ですが、なんとなくわかりました。
ただ、「新たな境目でまたつまづく可能性」というのが心配です。
「高1ギャップ」が生まれたらどうするのでしょうか?
「中1ギャップ」を経験していないひ弱な子どもたちに克服できるでしょうか?
そして、「ギャップ」を言い出したらそれ以降の人生も似たようなことの連続なのではないでしょうか?
そこで、反自由党からの提案です。
全人生を一貫化してはどうでしょうか?
小中だけではなくて、それに高校・大学もくっつけてしまうのです。さらに会社もつなげます。これで「教育と雇用のミスマッチ」は解消されます。すでに一体だからです。ちなみにニート問題も解決します。仕事がなくても常に教育機関に籍があるため、ニートの定義に該当する人がゼロ人になるからです。さらに副業・人脈構築・生きがい実感のために、アムウェイもセットにします。さらに死の恐怖と戦うために、宗教も用意します。大手の創価学会がいいでしょう。
「ギャップフリー教育」です。「ジェンダフリー教育」をめぐる対立を乗り越え、すべての勢力が大同団結したら実現できると思います。
最後に、品川区立小中一貫校日野学園の校訓を引用します。
つかれたという言葉は
その人をつかれさせ
もうだめだという気持ちは
そのひとをだめにする
瞬間だけに生き
その余韻に満足することは
停滞のはじまりである
くずれたあたたかみで
心をうめつくすな
常にひとすじの意思をもとう
すきとおった心をもとう
いまいちピンと来ませんが、たぶん「ひとすじ」っていうのがポイントなんでしょうね。
ではごきげんよう。
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関係ないけど超オススメ↓
- 「学校は社会を救えるか――「学校効果」論批判」(1999年)