(元)登校拒否系

反学校、反教育、反資本主義、反歴史修正主義、その他もろもろ反対

東京シューレの戦争協力に反対するOB・OG・OQ・支援者有志共同声明

東京シューレが25周年祭の開催にあたってボーイング社の助成を受けることを公然と予告しています。
ボーイングは、日本、アメリカ、イスラエルといった侵略国家に武器や戦闘機を供給しています。武器はいま現にパレスチナイラクアフガニスタンで使用されています。東京シューレがそのような企業の宣伝と節税に協力し、侵略戦争に加担することに反対します。
一般の学校は税金で運営されています。また、大学からは産学協同に抵抗する良心はほぼ消滅しました。東京シューレによる今回の行動は、とりわけ突出したものではありません。
しかし、私たちは一般よりも高い倫理的水準によって自己評価を行うはずです。私たちは、侵略戦争の歴史や戦争責任について学んできました。ボーイングから助成を受けることの意味を知らないはずがありません。
助成は、肥大化路線の代償として超高額化した会費の軽減や、低所得層の会員への援助に充てられるのではありません。巨大イベントの開催費用です。なぜ、かつてのようにささやかな会場で1,000円の会費やカンパをつのって行うことができないのでしょうか。
パレスチナにもイラクにもアフガニスタンにも学校があり、生徒がいて、登校拒否児や発達障害児がいます。侵略戦争に協力することは、生徒や不登校児を殺すということです。東京シューレがそのようなことを自ら選択してよいはずがありません。
東京シューレ現会員・労働者のなかにも、疑問やためらいがあったであろうことを想像します。私たちはOB・OG・OQ・支援者として東京シューレの戦争協力に抗議し、異議を唱える現会員・労働者に連帯することを明確に表明するものです。また、東京シューレおよびボーイング社に抗議の意思表示・表現行動をすることを広く一般に呼びかけます。