東京外国語大学の日の丸問題
2月21日
イベント告知中の日の丸につきまして
東京外大世界言語社会教育研究センターのみなさま
こんにちは。
総合国際学研究科博士前期課程に在籍しております常野雄次郎(つねの・ゆうじろう)と申します。
このたび、センターのみなさまのホームページにおける「越境する英語」なるイベントの告知において、日の丸が使用されていることに気づきました。
http://www.tufs.ac.jp/common/wolsec/index.html
日の丸は日帝による侵略戦争と植民地支配の象徴です。かつて私たちは、東京外国語学校・東京外事専門学校として戦争協力を行いました。また、1945年以後も戦争協力者としてパージされた者を教員として迎え入れています。今回の事態も私たちのそのような反動的体質が露呈したものであり、これを自己変革の機会とせねばなりません(もとより東京外大には多様な人々がおり、植民地主義との関わりもまたさまざまなものではありますが、総体としての大学がこのままでいいわけがありません)。
ついては、早急に以下を実行することを求めます。
1.
インターネット及びその他の場所でのイベント告知から、日の丸を削除すること。
2.
責任者を懲戒処分すること。
3.
日の丸を掲示するにいたった経緯の確認して、再発防止研修を実施すること。
4.
この告知が行われたすべての場所で謝罪すること。
まずは話し合いを呼びかけることもかんがえましたが、日の丸をわざわざ自主的に掲示する恥知らずな態度をまずあらためてください。とても不愉快です。