7月27日(月)に京都で名言が連発されるらしい
脇田滋さんいわく、
「日本のパート雇用は世界最悪の差別」
「主婦も学生アルバイトも、扶養されるのを前提に、低賃金にされている」
「その低い時給が一人歩きしてしまった」
「日本の最低賃金は世界最低レベル、男性正社員の賃金は最高レベル」
「賃金格差こそが今の日本社会の問題の核心」
「これはもう人権問題だ」
「有期雇用は『解雇付き雇用』と言い直すべき」
「韓国で『解雇は殺人』というプラカードを見た」
「労働契約法16条で、合理的理由のない解雇は無効とされている」
「理由のない有期雇用自体が脱法」
「ヨーロッパでは同一価値労働同一賃金が当たり前」
「不安定な短期雇用ならば、そのぶん正職員より賃金が高くて当然」
「(エクスタシーは時給の倍増を訴えているが)5倍でもいいんじゃないか」
「非常勤講師も、もともと本給を持っている教授がアルバイトとして他大学で教えることが前提となっているので、低賃金に抑えられている」
「企業別組合ではなく、産業別組合にするべき」
「韓国では活動家を10万人養成して各職場に送り込もうとしている」
「スルメのように法を使うことが大事」
「(5年条項を違法とするのは)裁判長に勇気があるかどうかで決まる」
「徹底した合法主義を貫けば非合法主義に近づく」
「生存権のためだったら多少のことは許される」
「京大こそが不法だ」
「徹底した合法主義を貫けば非合法主義に近づく」とか「生存権のためだったら多少のことは許される」とか、物騒でワクワクします。
この脇田さんを迎えてのトークセッションが、月曜日に京大で行われるそうです。
(以下、転送・転載歓迎!)
京都大学の時間雇用組合、ユニオンエクスタシーです。
2004年、京都大学は非常勤職員を5年で雇い止めにするという条項を策定しました。(http://extasy07.exblog.jp/9930165/)エクスタシーはこの5年条項に反対するストライキ・座り込みを京大時計台周辺で今年の2月より行っているのですが、これに関連して労働法の専門家の方と非正規労働に関わるあれこれを語ろうという企画を行います。
講師の脇田滋さんとのやりとりがエクスタシーのブログに掲載されていますが(http://extasy07.exblog.jp/10589333/)、当日は実践的かつ面白いお話がきけそうな気がします。関心をもたれた方、ぜひぜひ会場に足を運んでみてください。
以下、転送・転載歓迎です。
脇田滋 x くびくび - 灼熱のトークセッション!
「5年でくび」は許されるのか?
http://extasy07.exblog.jp/10673488/
こんにちは、ユニオンエクスタシー組合員、くびくびカフェの井上と小川です。
京大非常勤職員を一律5年でくび(5年条項)に反対して、2月からストライキを続けてきたけれど、まだまだわからないことだらけ。
脇田滋先生(龍谷大教授・労働法)にくびくびカフェの2人が5年条項、非正規雇用、労働法について様々な疑問をききまくる!
こんな疑問:
・五年条項は違法?
・期待権とは何?
・契約とは何?(納得してサインしただろ問題)
・くびくびは裁判(地位確認訴訟)に勝てる?
・同一価値労働同一賃金(ペイエクイティー)とは何?
・なぜ日本の非正規はこんなにしいたげられているのか?
・正規職とは利益相反?
・派遣と非常勤、どう連帯する?
日時:7月27日(月)夕方6時〜
場所:京大文学部新館3講(京大本部構内の真ん中あたり)
入場料・資料代:カンパ
主催:京都大学時間雇用職員組合ユニオンエクスタシー
http://extasy07.exblog.jp/
ちらし(PDF)http://kyototto.com/image/wakita_frier.pdf
脇田滋さん
龍谷大学法学部教授(労働法、社会保障法)。1948年大阪市生まれ。京大法。著書に『労働法を考える』『労働法の規制緩和と公正雇用保障』『派遣・契約社員働き方のルール』など多数。インターネットで「派遣労働者の悩み110番」にとりくむ。また、有期(期限付き)雇用問題のページを開設。
この21世紀のできるだけ早い時期に、労働法と社会保障法のルネッサンスが実現できればと思っています。
http://www.asahi-net.or.jp/~RB1S-WKT/index.htm
東京に住んでるので行けないけど、誰かツダってくれたらいいなー。
あ! そうだった。26日(日)にも京都で なんかあるらしいYO!
http://d.hatena.ne.jp/font-da/20090701/1246409740