「ニート喫茶」ビジネスプラン
土曜日、登戸から北に向けて散歩しました。
A:あはは、「うっひょ〜」だって。
B:ところで関係ないけど「お母さん喫茶」が誕生するってよ。
A:あは、スゴイことになってるね。
B:次に狙うとしたら何がいいかな?
A:「ニート喫茶」はどう?
B:はあ? ニートのための溜まり場みたいなもん? そんなのデニーズで間に合うじゃん。
A:違う違う。むしろニートは働くんだよ。ウエイターとして。
B:う〜ん、ニートに仕事が務まるかなあ。ウエイターってけっこう重労働らしいぜ。
A:いや、だからいいんだってば。ニートがいい加減に給仕したりしなかったりするの。
B:あはは、「コーヒーください」って頼んでもテレビの前に寝そべっててリアクションなかったりね。
A:いいんじゃないかな、これ。今、「ニート対策」名目の公共事業で、企業やNPOが金儲けをしてるんだ。もちろんそんなものはニートに何のメリットもない。けど、「ニート喫茶」ならいつものようにマターリしてるだけで賃金がもらえるんだよ。
B:ちょっと待てよ。まあ、ニートはそれでいいかもしれないけど、客はどうなるんだよ。注文も聞いてくれなかったら、キレちゃうよ。ニートに説教を始めちゃう人も出てくるかもしれない。
A:そう、まさにそこに事業の核があるんだよ。現代社会では、説教したいエネルギーが飽和状態にある。ストレスは増える一方。けど、たとえば電車で騒いでる中学生を注意しようものなら刺されかねない。会社で部下を叱ったら「パワハラ」として非難される。説教の享楽は、今やとてもリスキーなものなんだ。
B:そこで「ニート喫茶」か。「ニートがあなたの説教を聞きます」とかって看板を出すのかもね。なんか、「殴られ屋」みたいだな。
A:「とにかく働きなさい」とストレートにキレる客もいれば、「君たちは社会の犠牲者なんだよ」と言いながら肩を組んでくる客もいるかもしれない。あ、お触りは5,000円ね。
B:おじさんたちは説教する欲望を安全に処理できる。ニートにはお金が入る。このサービスで満足すれば会社や学校や家庭ではお説教をする必要がないから、社会が明るくなる。良いことずくめかもね。
あれ? 何だろ、コレ。
なんか紙が置かれているみたいだけど。。。
なんだかよくわからないけど感動したので、レスを付けときました。